コンピューター開発は、やりがいある仕事である一方で、コンピューターと付き合うことの厄介さも体験することが多いです。
コンピューターは、人間のように融通がききません。コードに些細なミスがあった場合に、システム開発では大きな問題が生じます。
そのため、コンピューターシステム開発に関わるエンジニアとしては、細部にまで目を行き届かせる注意力が強く求められます。
些細なことでも見逃さず気配りができる人物は、システムエンジニアとして働く適正を持っています。しかし、些細な部分に気がつく素質は、勉強次第でカバーする事は可能です。
ミスにはある程度決まった傾向があり、起こりがちなミスの傾向を知っていれば、システム上に起こりうる問題の発生を予防したり、あるいは問題が発生したとしても早期に解決することができます。
システム開発上起こりがちなミスの傾向を、システムエンジニアが勉強することで、些細なトラブルの元を事前にキャッチする能力が高められます。
また、システムエンジニアとしての仕事を長く経験していくうちに、当初は小さなミスを見逃しがちだったエンジニアも、次第に細部にまで目が行き届くような高度な観察力が身につきます。
システム開発の仕事に適正がある人はもちろん、その仕事にすぐに順応して能力を発揮できます。
また適正の面であまり自信がないというエンジニア志望も、勉強や仕事の経験次第で、適正の部分をカバーすることは十分に可能です。